高卒/短大・専門卒から直接大学院で学ぶ方法~私が議員の学びに大学院をお勧めしている理由 | 前和光市長 松本たけひろ オフィシャルウェブサイト

高卒/短大・専門卒から直接大学院で学ぶ方法~私が議員の学びに大学院をお勧めしている理由

以前、ある議員さんに最終学歴について相談されたことがありました。

その方はご家庭の事情で最終学歴は高校卒業。ただし、社会での実務経験が豊富で、さらには十分に勉強されている方です。

私からのアドバイスは「大学院の修士課程か専門職課程に行かれたらどうですか」。

ご本人は「えっ」と絶句されましたが、実は高卒、短大卒、専門卒からいきなり大学院に行く方法があります。

 

それは「入学資格審査」という事前審査です。大学院で勉強しうる学力がある、ということを大学の指定の様式で自ら立証する、というのが審査の中身です。

めちゃくちゃビビる人が多いと思うのですが、ある大学院の場合は下記の内容です。

もちろん、何でも書けばいい、というものではありませんが、そこは説明会などで大学側と相談しながら「自分にはそれを満たせるだろうか」ということを確認して進めればいいと思います。

ちなみに、手数料は入学試験の考査料と同じぐらい取られます。

なぜ大学院なのか、というと社会人、特に議員の学びに向いているからです。学部は座学が中心ですが、大学院は座学も少人数で疑問点を解決しながら学べますし、ゼミはまさに、自分が解決したい課題を自らの実務経験とからめながら論文を書くプロセスですから、仕事に直結します(もちろん、学びたいテーマがない議員さんなんてありえないですよね)。

何より、通学日数も課程の年限も学部より少ないので、実は学部よりも柔軟に学べるのです。

学費も2年分ですから、お安く上がります。

もちろん、入試もありますし、語学は必須です。ただし、第一外国語だけ。しかも専門分野の英語だけで何とかなります。

ということで、議員さんのリスキリングには断然、修士課程なのです。

もちろん、学士課程を終えている方にもお勧めしています。

 

ちなみに、冒頭の話題のご本人はまだ実行しておられていませんが、踏ん切りがついたらいつでも、というのも社会人の学びの良いところです。

 

「【記述内容】

あなたが「大学を卒業した者と同等以上の学力があると考える理由」を、これまでの職業経験、学習歴、社会活動、免許・資格、受賞歴、研究歴など具体的な根拠をもとに、1,200 字~2,000 字程度で記述してください。

【様式】

手書き、ワープロ使用のいずれでも可。本要項 p.5 の指定表紙を添付(ホチキス留め)すること。

・手書きの場合:400 字詰め原稿用紙 3~5 枚、縦書き

・ワープロの場合:任意の A4 判用紙(文字サイズ10.5pt、1 行 40 字×30 行)1~2 枚、横書き

※いずれも本文のみの枚数 」